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「安売りスーパーの鰻蒲焼が美味しかったのにはビックリでした!!」

2007年04月11日 19:17

春真っ盛り、うちのまわりでも、あちこちで桜が満開です。
今日は、たまたま仕事が休みだったので、石山寺に行ってきました。ウイークディだというのに観光客がいっぱいです。目立ったのは、私の年代よりちょっと上の女性の団体さん。このクラスの人(特に女性)は、お金とヒマがあるんでしょうねえ、鰻やさんも、このクラスの人をターゲットにした商品作りを重視しなければいけないなーと、桜の写真を撮りながら考えていました。
さて、このところ「美味しい鰻さがし」をしてるんですけど、「美味しさ」っていったいどういうことなんだろうなあという疑問も、一方にはあるんです。
つまり、「美味しさ」の基準そのものが、時代の変化・進歩のなかで、変わってきているんではないかということです。
例として、敢えて鰻以外の魚を取り上げますが、「鯖」の美味しさについてです。
鯖は「多獲性大衆魚」と言われていて、以前は日本近海のあちこちでたくさん漁獲されていたのです。冬場に獲れた鯖は「寒鯖」と呼ばれ、脂がのって美味しいと言うことになっていました。
20年ほど前から、国産鯖の漁獲量が減少し、ノルウェー鯖が出まわりはじめました。ノルウェー鯖は気温の低い海域にいるため、脂ののり具合が非常に高く、最初は消費者にとって違和感があり、なかなか普及しませんでした。しかし、国産鯖が獲れない上、ノルウェー鯖が国産鯖に比べて価格が圧倒的に安いと言うこともあって、スーパーの特売商品になってバンバン売られました。(私も、この頃はバイヤーでしたので、ノルウェー鯖をバンバン売りましたよ)
そのうち、特に若い人中心にノルウェー鯖が普及していき、いつのまにやら、ギンギンに脂がのっているノルウェー鯖が美味しいということになってしまいました。いまは、とてもよく売れており、国産鯖のあっさりしたのでは物足りない人が多いようです。
商品の変化と世代の変化の中で、「鯖の美味しさの基準」が変わってしまったのですね。当然ながら、この現象は鰻にもあるわけで、私が美味しいと思っている焼きたての「炭焼き鰻」は、スーパーではほとんど売っていません。スーパーで売っているのは、ほとんどが解凍物で、味がぜんぜん違います。しかし、圧倒的に多くの消費者が、国産・輸入にかかわらず解凍物の鰻蒲焼を食べておられますから、「鰻の美味しさ」というのは、この中から選ぶしかないのですね。「焼きたての炭焼き鰻」は、普通の鰻蒲焼とは質の違う食べ物となってしまっているのです。
そういうことを前提として、現時点での「美味しい鰻」をさがすと言うことで納得せざるを得ないなあと思っています。
先日、JR草津駅のところに美味しい鰻を売っている店があると聞いて買いに行ったのですが、いくらさがしてもそのお店がないのです。あきらめて、近くにある地場のスーパー「ハズイ」を見に行きました。「ハズイ」は、どっちかというと「安売り店」で、主に中クラス以下レベルの商品を扱っていますので、ここで鰻を買うつもりはまったく無かったのです。ところが、鰻については、活鰻を店内で焼いているのですね。
5pぐらいの鰻で、値段は一尾890円。活鰻の焼きたてでこの値段なら超お買得です。掘り出し物ですし、買いました。
「産地は?」と聞くと「三河です」とのこと。はっきり言って、これはどうかなーと思いましたが、「まー、別に中国でも、おいしけりゃいいわ。」
焼きタレが薄めだったので、食べる前にタレをかけて再焼きしました。炊きたてのご飯に熱い鰻蒲焼をのせて「活鰻を使った鰻丼」のできあがり。
息子が「これ、けっこう美味しい」と言って食べていました。私も、先月の2000円で買った鰻より美味しいかなーと思いました。ガス焼きですけど、活鰻の焼きたては、冷凍の鰻蒲焼とは次元の違う味だなというのが実感です。
スーパーで、活鰻を店内で焼いて安く売っているところは、ほとんどみかけませんですから、「ハズイ」さんは貴重なお店だと思いました。こういうお店がたくさん出てくると嬉しいんですけどね。
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