ホーム

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

雛祭りに食べるお魚

2001年02月09日 06:33

今月のテーマは「お雛祭り」ですが、fishmlのほうで興味深い投稿がありましたので、まず、それをご紹介いたします。
「産地表示」がテーマになっているところへの投稿に、下記のようなものが有りました。
投稿者は、某大学水産学部に在籍中の女性の方で、fishmlが実施した「うなぎ養殖場見学会」にも参加された、研究熱心な方です。

----ここから引用------------

> 私は、卒論で、養殖魚の流通してるんですけど、今、水産庁で進められている、
> 「消費者参加型養殖推進モデル事業」の電子化流通実現したら面白いですね、
> 消費者がスーパーで買った魚に、アドレスみたいのが書いてあって、
> パソコンを通してその魚に関する情報をえられる、
> その魚が、どうやって育てられたのかとか、
> そうやって一つ一つに詳しい情報をしって、生産現場の努力を知ったら
> 魚への思い入れも違ってくるんだろうなって思います。
> そうやって、全部消費者が知ることができるようになったら、
> 作る側も変なことはできなくなるでしょうし。

----ここまで引用------------

これに対して、一般の主婦の方から、このような返答が返されています。

----ここから引用------------

> うん、そうですね。
> やはり、ITが、情報媒介と言う形でこれから、からんでくるのでしょうね。
> しかし、やはり、ITの先には人間がいて一生懸命に汗水たらして、
> 育てているのだという実感もほしいですね。
> 人間と人間のつながりをもっと大切にしたいですよ。
> 生産者だとか消費者というワクをこえてね。

----ここまで引用------------

ここでいわれていることは、産地の皆さんが、すぐに実行するには難しいことかもしれません。
しかし、こうしたことが広範囲に実践できたらすばらしいですね。(すでに一部では、実践されている。)
養殖業者さんと消費者が、魚を通じて、直接、情報交換できることになります。
これは、消費者側としては、安心してお魚を食べることができるということですし、産地側としては、固定客(養殖場の魚に対するファン)ができると言うことや魚質改善などのヒントもつかめるということです。
ITは、雲の上のことではなく、一人一人に関わってくることですから、尻込みせずに取り組んでいただきたいと思います。
ITを積極的に利用されている養殖業者さんのサイトを、いくつかご紹介しておきます。
ITを利用するといっても、NET通販だけではありません。
産地どうし、産地と流通、産地と消費者など、いろんな角度からの情報流通が可能になります。
下記のサイトは、いろんな面で参考になると思います。
 ★貝のお話(中上養殖場)  http://www2.ocn.ne.jp/~pecten/index.html
 ★あゆ養殖知ってますか?(土佐野養魚場) http://www.tk2.nmt.ne.jp/~czar/
 ★うなぎ屋たなか家のページ(田中養鰻場) http://www3.to/una-tanaka

このお三方は、「IT利用」という点で、それぞれ特徴のある形を作っておられます。
1,中上さんは、Webでの情報発信や通販で、離島というハンディを乗り越えておられます。
2,土佐野さんの場合は、自らの鮎養殖に関する膨大な情報の発信と、それを基礎にした同業者との交流等々、鮎に関する情報のポータルサイトになっています。
3,田中さんの場合は、「鰻養殖研究会掲示板」で、業界外の人達を含む情報交流を行い、「一色という鰻養殖産地の宣伝」「全国各地の鰻養殖業者の交流」「一般消費者の鰻養殖への理解の増大」に貢献されています。 (2005年時点では、閉鎖になっています。)

Internetでは、「情報を発信するところに情報が集まる」という原則?があります。
したがって、自分が、惜しまずに情報発信することが大事です。

3月と言えば「お雛祭り」、日本列島各地で、いろいろな料理が作られると思いますが、京都での「お雛祭り」について、紹介させて頂きます。
といっても、立派な「京料理」というレベルではなく、あくまで、庶民のお宅の「お雛祭り」の料理です。
京都はわりと特殊なところで、下記のような料理が定番になっています。
1,ちらし寿司(酢飯の上に、寿司ネタをのせます。酢飯自体に、いろいろバリエーションがあり、各家庭によって違いがあります。上にのせる寿司ネタもさまざまで、鯛・まぐろ・はまち(ぶり)・ゆでだこ・えび・いか・あなご・いくら・かに身・椎茸の甘煮・錦糸卵などです。(昔は、ピンクに着色した「鯛でんぶ」ものせていましたが、今はほとんどみかけません。)
2,蛤のお吸い物・・・これは一般的ですね。
3,身シジミの佃煮・・・これは、たぶん京都だけだと思います。(滋賀もかな?)京都で、なぜこの料理が雛祭りの定番になっているのか、いろいろ調べたのですが、決定的なことはわかりませんでした。私の推測ですが、すぐ近くにある琵琶湖との関係でしょう。昔、琵琶湖では「瀬田しじみ」が大量に漁獲され、京都にも出まわっていました。京都の人のタンパク源として、琵琶湖の魚介類は大きな位置を占めていましたからね。
4、京都では、雛祭りに「子持ちのササガレイの干物」を食べます。でも、最近では、ササカレイが超品薄で高値なので、ミズカレイやアイガレイの干物を代替えに利用しているようです。

雛祭りと養殖魚との関係で言えば、「養殖マダイ」と「はまち(ぶり)」が中心でしょうね。
景気低迷・価格下落・消費減少という悪循環のもとで、何もしなければ、「売り上げの前年比マイナス」は必至です。
川上の養殖業者さんといえども、積極的な営業活動で、売り上げ・出荷量の拡大を目指す必要があると思います。
がんばってください。
2001年2月9日記
スポンサーサイト

雑誌「養殖」 コメント: 0 トラックバック: 0

< 前の記事 ホーム 次の記事 >

コメントを書く






    



管理者にだけ公開させる

ホーム

プロフィール

瀬田川暇人

  • Author:瀬田川暇人
  • おさかな、たくさん食べて下さいね

月別アーカイブ

訪問履歴

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。