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鰻は庶民の食べ物では無くなりました。でも、好きな人は買っているようですよ

2012年03月15日 08:40

3月10日付の西日本新聞朝刊(宮崎版)が「ウナギ稚魚 過去最低量 今季シラス漁終了」という記事を掲載しています。それによりますと、水揚げは過去最低の計251キログラム、平均価格は過去最高の1キログラム182万円。このような状況のもとで、宮崎県内の養殖業者42のうち、今季必要な量を確保できたのは12業者のみ。22業者は足りなかったか、高値のため購入量を減らした。8業者は全く購入できなかったということです。これは宮崎県の状況ですが、他の地域でも大きくは変わらないと思われます。
3月5日付の養殖新聞一面には、「利根川や浜名湖等採れる」と言う記事が載っていますが、残念ながら状況を大きく好転させるまでには至っていないようです。
今期の鰻商戦は、きびしい状況で推移すると見るのが正解でしょうね。

末端では、鰻1尾そのままでは「売れる価格」にならないため、「カット」「スライス」「極小サイズ」などで、なんとか「消費者サイドでの”買える値段”」に合わせていく企画・商品作りの努力がされています。しかし、ここまで原価が高くなってしまったことで、利益を確保しつつ「売れる値段」にする商品作りが、結果的に「見栄え」や「食べ応え」という点で商品としての魅力を無くしてしまい、売れない商品になってしまっていることも見かけられます。これではまずいですよね。それでは、どうすればいいのでしょうか?

滋賀県にハズイというローカルスーパーがあります。草津を中心に3店だけのチェーンなのですが、安くて品揃えが良いと言うことで、繁盛店になっています。うちからは少し遠くになるので、たまにしか行くことがありませんが、鰻相場高騰のもとで、ハズイはどういう売り方をしているのか興味があり、久しぶりに行ってきました。
ハズイの鰻は、活鰻の店内焼きが主力です。焼きたてをパックして、平台に並べて売っています。面白いことに、1尾ずつ値段が違うのですね。焼き上がった鰻を1尾ずつ計りに乗せて、値段をつけているんだと思われます。
行く前は、この高値のもとでは、鰻の販売コーナーを狭めているかとも思っていたのですけど、以前と同じ場所・スペースで販売していました。売り方もまったく変わっていません。ただ、「売値が高くなった」だけなのです。(高くなったと言っても、相対的に見れば、他のスーパーより安い水準です。)原価が上昇しているからといって、なにか「妙手」を使って販売促進するという考え方は、まったく持っておられないようです。売り場を狭めていないということは、以前と比べても、そんなに売れ数が落ちているということではないと推測できます。たぶん、「ここの鰻は美味しいから」と買いに来るお客さんが多いのでしょう。「少々高くなっても、ハズイの鰻なら安心して食べられる」というように考えてくれるお客さん、いわば「ファン」ですね。そういうファンが多いのでしょう。これは、普段から「美味しくて安い」商品を売ることによって作られた評判が育てたものと言えます。

今日、ハズイで買った鰻は下記のようなものです。
unagi_pack.jpg

国産ガス焼き鰻(店内焼)タレ付き 155g 1830円 ちょっと焼きすぎのようで、少しぱさつき感があるが、活鰻の味は残っている。明らかに中国鰻とは味が違う。
中国産鰻(加工場表示なし)タレなし 180g 1435円 鰻にかかってるタレが多い。タレがかなり甘く、鰻の身はとろとろで「うん、これは中国やね。」という感じがした。
cut.jpg

私的には、中国鰻の値段には納得できませんが、国産鰻を店内で焼いたこのサイズ(4pか?)が1830円なら、このご時世、なんとか納得せざるを得ないのかなと思います。今日、感じたことは、ふだんから「美味しいもの(良い物)をできるだけ安く売る」という姿勢を貫くことが大事だということでした。単純なようで難しいことですが、努力したいものですね。
donburi_20120315083848.jpg
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