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盛り上がらなかった春の土用の丑・・・中国産1尾1000円は高すぎです。

2011年05月11日 16:39

このところ、たくさんの人が集まって何かをしようとすれば、まず「震災被害者への黙祷」から始まります。このことがいけないとは思いませんが、残念なことに「人の心に自粛ムード」を埋めこむものになっていることは、否定できないように思えます。
気持ちとして、いまも心の中で被災者の苦難を思い、「贅沢は避けよう」「バカ騒ぎはやめよう」とするのは、正しいことだと思います。しかしながら、これが度を過ぎれば、復興に棹さすことになるのは多くの方が指摘されているとおりですし、我々は普段通りの生活をするよう、気をつけたいと思います。

今年は、ゴールデンウイークに入る前日が「春の土用の丑」の日でした。このところの鰻相場の上昇や震災の影響が、鰻の値段や売り場作りにどう反映しているのかを見たくて、スーパー4店とコンビニ3店を見回ってきました。
スーパー4店とコンビニ2店で、中国産鰻(一番安く売っているもの)と鰻弁当類を買って、試食比較しました。店名と価格は下記の通りです。(コンビニ1店は、鰻弁当なし)

kabayaki_20110511163637.jpg

1,フレンドマート(平和堂系食品スーパー) 特大1尾 1000円
2,スター(滋賀県の地場スーパー) サイズ表示無し1尾 980円
3,マツヤ(京都・滋賀を地盤にするローカルスーパーで、最近、店舗網を急拡大している) 大1尾 698円
4,マックスバリュ(イオン系食品スーパー) サイズ表示無し1尾 798円
この4店のうちで、鰻蒲焼と鰻弁当を買えたのはマックスバリュだけでした。他の3店は、弁当コーナーでの「春土用・鰻」というコンセプトはされておらず、鰻弁当類はありませんでした。中国産の鰻蒲焼が、以前の国産鰻の価格帯にまで上昇しています。これでは売れませんね。弁当にも入れにくいし、売り場のコンセプト作りはできなくて当然でしょう。

bentou_20110511163702.jpg

コンビニでは、ファミリーマート(498円)とサンクス(850円)に鰻蒲焼の入った弁当がありました。鰻蒲焼と天ぷらなどのおかずを合わせて商品化されています。鰻の高値からくる苦肉の策でしょうね。
見て頂きたいのは、サンクスの商品です。
sankusu.jpg

いくら国産の炭焼き鰻を使っているといっても、小さな鰻蒲焼が4切れしか入っておらず、他の商材を合わせての弁当です。これで売価850円は、ちょっと高すぎる設定では無いでしょうか。鰻蒲焼が少ししか入っていないというのは、蓋を開けてみないとわからないのです。私は蓋を開けて「なんだこれは。騙されたわ。」という気分になってしまいましたよ。
これと比較すると、マックスバリュの「うな重」498円は、値段といい鰻蒲焼の量といい、たいへん良心的な商品作りと言えますね。
なお、試食の感想ですが、鰻蒲焼・弁当とも、マックスバリュの商品がいちばん美味しく感じられました。

鰻相場の上昇が、小売りのレベルにおいて、むずかしい状態を生んでいます。たとえ大きめのサイズであっても、「中国産鰻蒲焼が1尾1000円」レベルというのは、とても「大衆的販売価格」とは言えないし、消費者として買う気になりにくいものです。このレベルの小売価格が夏まで続くとすれば、本番の土用の丑は、相当の苦戦を覚悟しなければいけないでしょうね。
ものには原価があり、そこに利益を乗せて販売価格を決めるというのは、まったくそのとおりで良いわけですが、それで決まった販売価格(小売価格)が、消費者国民の購買意識と合致しているかどうかは、単純には言えないのです。今の鰻小売価格は、残念ながら、「消費者の購買意識の埒外」にあると言わざるを得ません。
本番の土用の丑まであと3ヶ月弱しかないのですが、このズレをどう修正するのかが、大きな課題になると思います。鰻の消費が、これ以上縮小しないように、業界全体での有効な取り組みが期待されるところだと、私は思います。
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