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需要と供給のミスマッチをなくす努力が必要だと思います

2009年06月03日 04:21

定年祝いに旅行券を頂きましたので、それを使って嫁さんと沖縄に行ってきました。
沖縄と言えば、歴史的な経過で見れば、鹿児島藩が侵略する以前は、「一つの国」として独立していた地域です。独立時代の外交では、日本との関わりだけでなく、中国大陸との交流があり、文化や風習などは、中国との関係の強さが顕著にあらわれています。(と、私は思いました。)
同時に、第二次世界大戦後アメリカに占領されていた上、日本に復帰してからも大きな米軍基地が存在するため、アメリカの影響も無視し得ないという土地柄でもあります。
そんなことを思いながらあちこちを観光・見学し、最後の日に国際通りに行ったのですが、ここでふたつほど「ミスマッチ」を感じました。

ここで言う「ミスマッチ」は、消費者の要求・消費動向を、沖縄の人たちがどのように捉えているかという関わりであり、裏返せば、ビジネスチャンスの創設につながることではないかと私には思えます。
ややこしい話はおいといて、具体的にはどういうことかを書いていきましょう。
国際通りを歩いている人は、もちろん地元の人もおられるのですが、観光客がたいへん多いです。
したがって、国際通りの商店街は、土産物屋さん(特にTシャツやさんが目立つ)が多く、あとレストラン関係も多く、「豚肉料理」や「ステーキ」店が多いです。
私は、観光客として実際に歩いてみて、不足というか不便というか、そんなものを二点感じました。

1、この地域には、ほとんど喫茶店がありません。もしくは、喫茶店に準ずる、気軽に入って一服できるような施設がありません。
公設市場通りなどの国際通りの横道にも入りながら、あちこちの土産物やさんを見て回り買い物をすると、たいへん疲れます。疲れても、一服するところがほとんどないのです。
いま、観光客は、団塊世代以上がかなりの比率を占めています。
国際通りは「若者の街」であってもいいとは思いますが、団塊世代の観光客も多いのですから、これに対応することも重要だと思われます。
やけにたくさんある(私から見ればありすぎる)Tシャツやさんを減らして喫茶店を増やしたり、ゆっくり一服しつつ土産物も買えるような施設を作ることが「消費者とのマッチング」という点で大事なんではないかと思います。

2、鰻料理店を含めて、魚料理店が少ないです。
Webを見ていると「沖縄人はけっこう鰻を食べます」と書いたサイトがありました。
沖縄最大のスーパー「サンエー」でも、中国産のうなぎ蒲焼きが平台で特売をされていましたから、たしかに鰻の需要はあるのでしょう。
魚料理は本土と同じような展開は難しいと思いますが、鰻はそこそこの展開ができるように思います。
国際通りの商店街のなかに、少なくとも2ヶ所程度の鰻料理やさんがあってもおかしくないと思うのですがいかがでしょうか。
観光客むけか地元の人向けかという問題はあると思いますが、鰻の産地である鹿児島との関係も深い土地柄であるし、鰻料理店があってもおかしくないと思いますね。

消費者の動向や要求をきちんと捉えて、それにマッチした設備作りや商品作り、販売企画作りをすることは、この不況のもとではますます重要性を増してきていると思います。
鰻業界では、夏の土用の丑での集中販売から、年四回ある土用での販売強化に視点を拡げ、さらにはそれに地域特性などを加えて、鰻需要の拡大を図ってこられた思います。
残念ながら、そのような販売時点での努力も、原料供給側(もしくは中間流通のところ)から崩されてしまうという事態が発生し、マーケットは縮小してしまいました。
そうした内部状況に加えて、国際的な経済危機の影響から、なかなか反転攻勢は難しい状況にあります。
それだからこそというか、それでも、「どこかに消費者要求と販売姿勢のミスマッチ」はあるはずで、地域ごとや業態ごとに、また当然ながら個店レベルにおいても、そのミスマッチを克服していくことが求められているのではないでしょうか。

最後に、直近で経験した単純なミスマッチの例をひとつ書いておきます。
ある高速道路のサービスエリアでのことですが、夜9時頃、ツアー客を乗せた観光バスが入りました。乗客はトイレに直行です。ここでミスマッチが発生。
男性客はゆっくり用を足して出てきますが、女性のほうは行列。理由は2点。
1点目、男性用トイレのほうが数が多く、女性用は少ないためで、同じスペースでトイレを作ると、絶対に女性用トイレの数は男性用より少なくなります。
2点目、最近のツアー客は、女性のほうが多いのです。夫婦客、女性どうしのグループはいても、男性どうしのグループはほとんどいません。したがって、女性の人数が多いのに、トイレの数は男性より少ないというミスマッチが発生してしまいます。

例が適当かどうかは疑問ですけれど、こんなミスマッチ、あなたの側にもありませんか。もしミスマッチをみつけたら、早めに是正した方がいいと思いますね。

今日も暑い日です。これから、鰻販売の本番に入っていきます。みなさん、がんばってくださいね。

写真は、沖縄のスーパーサンエーの鰻売り場
unagiuriba
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