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鰻の小売価格高騰の中で、お歳暮ギフト用鰻蒲焼は苦戦中のようです

2011年12月31日 04:36

このコラム上で「鰻料理屋さん探訪」を始めた関係で、ネットで売られている鰻のチェックの回数が、必然的に減少することになりました。皮肉なことに、鰻相場の高騰で、中堅の鰻やさんのネット販売撤退が続いて、鰻のネット販売そのものが大手の数社+小さな所いろいろという感じになっています。ネットでの鰻蒲焼きの総売上は、数年前に比べると、かなり落ちたのではないかと推察できます。(たぶん、こういうデータはなかったように思います。あるようでしたら教えていただけますでしょうか。)

さて、ネット販売チェックに入る前に、この間で、気にかかったことを書いておきます。
★先日、イオンモールのスーパーに行ったら、鰻が売り場にありませんでした。最年末の売り場以外で、鰻が無いのを見たのは初めてです。嫁さんは「チラシが入ってるし、安いもんばっかり売ってるんやろ。鰻は高いし売れへんのやわ。」と言ってました。遂にここまできたんかという感じで、私としてはちょっとショックでした。
★フォレオ一里山のスーパーでは、店内ガス焼きの鰻(3.5pぐらい)を、1尾1980円で売っています。鰻の原価+加工費+利益等という計算からすればそういう値段になるのかもしれませんが、消費者の懐具合とはまったく釣り合わない価格です。こんな高い値段しかつけられないのなら、この仕様の鰻は品揃えしなくてもいいのにと思ってしまいました。
上記2点は、いずれもスーパーでの品揃え問題ですが、「鰻の小売価格が消費者の財布の中身と整合性がとれない」状態が続くならば、うちの近くのスーパーで起こっていることが異常とは言えなくなるかもしれません。鰻業界にとっては、たいへん危険な傾向だと思います。

では、ネット販売の鰻チェックに入ります。、今回は、お歳暮ギフト用の国産鰻を4点、チェックしました。(価格はいずれも送料込み)
1,うなぎのたなか 浜名湖他国内産鰻蒲焼1尾+カット2枚 4980円
tanaka.jpg

2,くいしんぼうドットコム 鹿児島産鰻蒲焼1尾+カット4枚 4910円
unaginosato.jpg

3,川口水産 宮崎産鰻蒲焼(150g~169g)2尾 4060円
kawasui_20111231043143.jpg

4,あるじゃん 三河長坂養鰻場産鰻蒲焼(約170g)2尾 4500円
nagasaka.jpg

4種類を食べた感想です。関東風は1だけで、温めるとトロトロになります。私の好みではないのですが、これはこれでおいしいですし、味は満足できます。
これ以外は、関西風の焼き方でした。はっきり言いまして、どれもそこそこ美味です。どれが抜けてるとか、どれが落ちるとかいうことはありません。
この4種類、どれをお歳暮に送ったとしても、先様にはそこそこ満足していただけると思います。気をつけなければいけないのは、送る相手が鰻好きで、焼き方に拘る人の場合です。関東風か関西風か、どちらが好みなのかを知った上で送った方がいいでしょうね。私のように、本来の好みは関西風だけど、関東風も美味いよと言う無節操な人は少ないでしょうからね。
いま、お歳暮用としてネットで売られている商品なら、90%程度は満足できるものではないかと思われます。それより気になるのは、やはり価格ですね。高くなりすぎました。鰻丼を作ろうとすると、鰻だけで1000円かかります。「鰻は高いもんや」と割り切れる人なら買うでしょうが、そういう人は少なくなっています。もう少し安くならないと、「おすすめ商品」にしようとしてもできないですよ。

ところで、具体的な品名は避けますが、鰻1尾に対して、1人前用のタレが1個しか入ってないものがありました。大きさからして、2人前の鰻丼が作れると思うのです。それなのに、タレを1個しか入れていないのはまずいんじゃないでしょうか。ひょっとすると、鰻原価高騰での調整をしているのかもしれませんが、それはちょっと違うなあと思いましたよ。
12月25日が「闇の大潮」、シラスがたくさん採れることを祈りたいです。
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瀬田川暇人 コメント: 0 トラックバック: 0

東海道53次 逢坂の関近くで明治5年から営業している老舗のうなぎやさん

2011年12月01日 14:39

「これやこの ゆくもかえるもわかれては 知るも知らぬも 逢坂の関」
これは、百人一首にある蝉丸法師の歌ですが、ここで歌われている逢坂の関は、山城(京都)と近江(滋賀)の国境にありました。いまは、写真のような石碑があるだけですが、この横を国道一号線と京電車阪京津線が走っており、往時もいまも交通の要衝であることには変わりありません。
ousakanoseki.jpg

逢坂の関のほど近くに、明治5年に開業したのが、今回訪れた鰻料理屋さんの「かねよ」です。明治5年と言えば、江戸時代が終わりを告げて間が無く、ちょんまげからザンギリ頭へと文明開化がすすみ始めた時代です。この時期、京都の東端(地籍は滋賀県)では鰻料理店の「かねよ」が開業し、西端では筍料理で有名な「うお嘉」が開業しています。新橋~横浜間で日本初の鉄道が営業開始、横浜では日本初のガス燈が点燈したのも明治5年で、日本が近代国家に仲間入りしようと、必死で頑張っていた時代ですね。
「かねよ」で鰻料理を食するときは、こういう時代背景・歴史を思い浮かべながら頂くと、より深くお料理が味わえるのではないかと思います。
「かねよ」ホームページ http://www.kaneyo.in/index.html
kaneyo_genkan.jpg

入口を入るとすぐ係員さんが出てこられ、庭を通って奥のお部屋に案内してくれます。畳の部屋とテーブル席があり、どちらかを選べますが、迷わずテーブル席にし、庭園が見える端の方に座りました。
kaneyo_seki.jpg

さて、お料理ですが、接待用と思われる高級な定食から、普通のお昼ご飯まで多彩なメニューが用意されています。普通に「お昼ご飯を食べる」という想定で、「上鰻まむし」(2,050円)を頼みました。肝吸いと漬け物がついています。鰻蒲焼はちょっと小さめで味もあっさり目でした。(昨今の相場高騰が、鰻の大きさに繁栄しているのかもしれません)タレの味は、京都の町中の鰻やさんの味ではなく、先日いただいた瀬田唐橋の料理屋さんの味とも違いました。どっちかというと東京のタレに似ているのですが、辛くはありません。(京都人の私には、東京のタレは辛く感じるのです)昔の蒲焼きは、こういう味付けだったのかなあと思いながら、賞味いたしました。
kaneyo_unagi.jpg

鰻を頂いたあと、「かねよ」自慢の庭園を散策しました。
庭園には、大津絵でお馴染みの「鬼の念仏像」の信楽焼や、「吃の又平」が暮らしたとされる又平小屋などがあります。
oni.jpg

「かねよ」から出て、少し下った向かい側には蝉丸神社(分社)があり、「車石」なども展示されています。
このように、「かねよ」の近くには、逢坂の関の碑も含めて、記念写真を撮るところはいくつもあります。鰻のお昼ご飯を頂くのとともに、思い出も作っていただけるのが、この地の良いところと言えるのではないかと思います。
最近では、健康ブームの盛り上がりもあり、京都から歩いて逢坂山を越え、滋賀県に入り、琵琶湖に達するというコースが人気で、そういう人たちが団体で「かねよ」を利用されることも多いようです。
機会があれば、ぜひ一度おたずねになられることをおすすめいたします。

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