ホーム

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

鰻業界を中心にした、2010年のまとめ

2010年12月16日 13:08

シラスの大不漁から始まった2010年も、あと少しで終わりになります。この時期になると毎年同じように、「10大ニュース」とか、「今年の漢字」とかが話題になるのですか、今年はなんとなく様変わりで、あまりそういう話題が表に出てきません。
いま、テレビで一番の話題は「海老蔵の大けが」で、二番は「北朝鮮の韓国延坪島砲撃」か「ウイキリークス」ですね。これらをテーマにして番組を作れば、常に一定以上の視聴率を確保できるとあって、テレビ業界はホクホクといった状態にあります、しかし、見る立場から言わせて頂くとすれば、どのチャンネルにまわしても同じ映像を見なければいけないというのは、ぜんぜん面白くも楽しくもありません。「なんだかなー」と言うことで、これではテレビ離れが増えても仕方がないと思えます。

そんななかで、先日、ちょっと面白いテレビ番組がありました。小学生からお年寄りまでの世代別の5人が、いろんな料理について「ご馳走かどうか」を判定するというものでした。結論になりますが、5人がこぞってご馳走と判定したのは「うなぎ」「すきやき」「ステーキ」などの4点でした。あらためて、ここで鰻業界の皆様と確認しておきたいと思うのですが、「鰻料理は全国民からご馳走だと認識されている」のです。
そこで、私の問題意識ですが、はたして鰻の業界人にそのような自覚はあるのかと言うことです。他の商材と同じように、ただ、右から左にうごかして、原価と売価の差(もうけ)を追及するだけの商品に、鰻がなりさがってしまっているのではないでしょうか。特に、加工品を扱っておられる方は、その点、厳しく見直して頂きたいと思っています。

残念ながら、今年も鰻業界の不祥事は、いくつもありました。代表的なもののひとつは、IYさんの問題です。これは、日本の小売業を代表する会社が関わっていたということで、国民的な話題となりました。IYさんが仕入れた中国鰻が売れなくなり転売された。その商品がなんどか転がされて、末端で産地偽装や賞味期限改竄などの違法なことが行われた。IYさんや担当バイヤーさんには、たいへん気の毒な事だったと思っております。そして、末端で行われた違法は、日本の鰻業界の持っている、なかなか無くならない重要で致命的な弱点だと思います。
セイワフードの産地偽装問題は、個人的な関係もあって、私にはショックな出来事でありました。この事件については、私の友人達の間でも話題になり、いろいろと言われてしまいました。
「こんだけ問題になってんのに、まだやってるのか。鰻業界って、どうなってんにゃ。」「こないだスーパーで値段を見てきたけど、国内産と中国産では倍ほど違う。(皮肉っぽく)偽装したら大もうけやなあ。」「一回やったらやめられんわなあ。」
私には、答えることができませんでした。情けない話としか言いようがありませんが、このようなことは、今年限りになるように祈りたいと思います。

今期のシラス漁が始まっています。12月6日の闇の大潮は、期待したほど採れていないと言うことです。「鰻は日本人のご馳走」ですから、今年はそこそこには採れて、そこそこには安くで食べられるようになって欲しいと思います。

2010年の終わりにあたり過去を振り返ってみれば、2001年10月よりこの欄を担当させて頂いており、まる9年を経過しました。その中で、今年ほど「記事を書くことの重要性」を感じたことはありません。どういう立場で書くのか、誰のために書くのか、誰を対象に書くのか。自己満足な記事ではダメだと言うことを徹底的に知らされた1年でした。現場と事実からの発信という立場、消費者の利益を確保しつつ業界の発展をも目指すという立場を堅持して、来るべき年に臨みたいと思っております。
これからもよろしくお願い致します。
スポンサーサイト

瀬田川暇人 コメント: 0 トラックバック: 0

ホーム

プロフィール

瀬田川暇人

  • Author:瀬田川暇人
  • おさかな、たくさん食べて下さいね

月別アーカイブ

訪問履歴

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。