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「中国がらみの不祥事の続発について思うこと」

2008年03月17日 20:35

このところ、私はあんまり元気がでません。飲んでいる心臓の薬の副作用でしんどいうえに、毎日毎日、あちこちで「偽装」だのなんだのと聞かされて、自分の責任でもないのに精神的に落ち込んでいます。
自分のブログに「今の時期に、お魚などの仕入担当とかをやってなくて良かった」と書いたら、後輩のバイヤーに怒られてしまいました。でも、本当にそう思うのです。

バイヤーというのは、自分が仕入れた商品については責任を持っているはずです。
なんでもいいので安いもんを仕入れればいいというような仕事をする人は少ないでしょう。(まして、日本で許可されていない薬品入りとわかっていれば、誰も仕入れないはずだと思います)
やっぱり、自分の仕入れたものが「美味しい」と言って食べられたり、「便利だ」と言って使われたり、「安くて良い」と評価されたりすれば嬉しいし、そうなるような商品を仕入れするはずです。

しかしながら、仕入れる「すべての商品」のチェックを、納得がいくまでできるわけではないですし、まして、海外の生産地・工場まで、しょっちゅう点検に行く時間もお金も保障されていないのが現実です。つまり、取引先が持ち込む情報を、そのまま信頼して、その商品を仕入れなければならないというのが、残念ながら現実なわけです。
もし、この取引先が持ち込んだ商品の情報に偽りがあって、それがなんらかの事情で世間に暴露されてしまったとしたら、それは仕入れたバイヤーの責任になってしまいます。
「取引先にだまされていた」とか「生産者がウソついていた」とかいう言い訳は通じないのです。仕入れて販売すれば、そこで消費者に対する責任が発生します。いわゆる「販売責任」ですけど、それを考えると、バイヤーの仕事は恐ろしく責任の重い仕事なわけです。

今年に入ってから、ワカメの産地偽装、中国産冷凍食品の問題、活鰻の産地偽装と、中国に絡む不祥事が続発しています。消費者の間では、「中国産は絶対に買わない。食べない。使わない。」という声が、あふれかえっています。
実際に、生活する上で中国産をいっさい拒否することが可能かどうかは別にして、気持ちとしては当然の事なんでしょうね。なんでこんな事になってしまったんでしょうか。

そういう状況にある事を理解しつつ、私は一般の人達とは違う捉え方をしています。
私には、いまの中国の状況を見て「異常」だと思えないのですね。なんでかというと、自分の60年の人生経験を見るにつけ、今の中国と同じような事が日本でもあったと思うからです。
高度成長の時代には、大気汚染や河川・土壌の汚染はざらにあったし、水俣病やカネミ脂症もあったし、薬害エイズとかC型肝炎のこともあったし、、、、、良い悪いは別にして、いまの中国と同じような状況、同じような時代を経験してきたと思うのです。
そういう中でも日本人は生きてきたし、日本という国は発展してきた訳です。
(残念ながら、いまはちょっと落ち込んでますけどね)
いわば、中国は何十年か前の日本と同じ状況にあるわけで、これは歴史の不均等発展みたいなもので、避けられない道だと思うのですけど、それをいまの日本の状態から批判をするのは、ちょっと違うなと思うのですね。

日本の高度成長時代、アメリカとかの先進国に日本の製品がどんどんと進出していきました。かのくにの人たちが日本を見たとき、いま、日本人が中国を見ているのと同じだったのではないかと思うのです。歴史は、国の立場を代えて、繰り返しているわけです。

途方もない話になりましたけれど、中国は「国の威信」を賭けて、「世界水準」に早く到達して欲しいと、私は思っています。
日本においては、マスコミはもちろんですけど、一人一人の国民が冷静に公平に、かつ歴史の流れの中で、世の中の状態を見るようにして欲しいと思います。

鰻の世界で言えば、国産の鰻は2割あるかないかが現状です。8割が輸入物であるなら、それはそれとして正直に販売しすることが求められています。
鰻に限らずですが、小売りサイドが国産を求めると、それに乗って輸入物を国産と偽って出荷すると儲かるので、それを目的にする人達が出てくる。こんなのは商売ではありません、詐欺に等しいことだと思います。
時代は、このような事を許容するものでは無くなってきています。このことを、みんな(生産者も中間流通も小売りも)が認識しないといけないと思いますね。
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