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「マスコミのウソ宣伝に負けるな!!意地になって、中国産鰻を食べ続けています!」

2007年10月16日 09:05

こんにちは、一ヶ月のご無沙汰でした。この一ヶ月の間に、鰻業界としては大変なことが起こりました。宮崎の「産地偽装」ですけど、「起こりました」と言うより「判明しました」と書いた方が、実は正確なんですよね、残念ながら。
日本養殖新聞は「鰻の業界紙」なんで、ここにあまり批判的なことを書き込むのはどうかなーという思いもあるのですけど、一人の消費者の立場としては「黙っていられない」という思いがあるし、できるだけ率直に書こうと思います。
当然ですけど、「産地偽装」は悪いことですし、その基本的立場は崩してはいけないと思います。だから、それが判明したら、それなりの裁き・報いを受けることは当然だし、今回の宮崎の業者さんは、きちっと裁きを受けて頂きたいと思います。
しかし、それで終わっていたのではいけないと思うのです。
「産地偽装」が起こってしまったのは、業界の価値観と消費者の価値観がずれてしまったことから発生していると、私は思っています。この価値観のズレは自然に起こったのではなく、意図的に起こされた結果だということです。その状態を引き起こしてしまった根本的な要因を無視するわけにはいかないと思います。

日本の食糧自給率は50%を切っています。私たちの食べるものの半分以上が輸入品で、もし国民のすべてが「国産品信仰」になり輸入品を食べなければ、単純に言って「国民の半分は餓死」するわけです。
鰻に関して言えば、国内生産量は消費量全体の2割ほどしかありません。あとは台湾と中国で、量的には中国がいちばん多いのです。
そういう現実にもかかわらず、マスコミが「中国バッシング」と「国産品信仰」を叫んだのですから、中国産(台湾産も含む)の鰻が売れなくなってしまったのです。マスコミ報道に影響された消費者が「国産品しか買わない」ようになったのです。実はそれもいい加減なもので、「国内産」「**県産」という表示をするだけで、たいがいの消費者は信用して買ってくれるのです。「中国産(台湾産)」という本当の表示をしたら売れなくて、嘘の表示をしたら売れるなんて、こんな馬鹿な話がありますか。
ですから、スーパーは国産鰻ばかり売ろうとしましたが、商品はありません。もともと2割しかないものを、売る方の都合で増やすわけにはいかないのです。それで起こってしまったのが「産地偽装」で、売場に並ぶ鰻の大半に「国内産」表示がついてしまったと私は推測しています。もちろん、このような事態を引き起こしてしまったのは、業界の責任も大きいですし、業界としての改善努力が重要と思っています。

私は業界人ではありませんし、中国鰻や台湾鰻が売れなくても、自分が損をするわけではないのです。しかし、おかしいことはおかしいと主張するべきだと思っています。
私一人が抵抗しても、しょせん小さな力ですから、マスコミには対抗できないとは思うのですが、こういう時こそ輸入の鰻を食べて、「輸入の鰻を食べても大丈夫」と、消費者に訴えたいと思うのです。

今回は、集中的に4種類の輸入鰻(中国産)を食べたので、それを簡単に書きます。
1,京都中央市場で買った中国鰻(写真下) 2,ある生協が扱っている中国鰻(写真上)seikyou.jpg
 

3,ネット通販で買った中国鰻(1尾もの)chugoku-a.jpg
 

4,ネット通販で買った中国鰻(ハーフ)chugoku-b.jpg


食べてみて味はどうかと言う点ですが、1,2,3、は似たようなもので、特にまずいというわけでなく、安ければ納得して食べられる水準です。(ナカムラ養殖さんの白焼き鰻の美味しさとは、とても比較になりませんけどね) 
4、は1枚300円ぐらいで安いのですけど、ふにゃふにゃでタレが甘すぎ。だいぶ落ちますから、とてもおすすめできるものではないです。

「中国鰻を食べたら舌がしびれる」だとか、いろんな無責任なことが報道されていますが、そんなことはないですよ。今回に限らず、私はよく輸入の鰻を食べますけれど、それが原因で身体を悪くしたことなどありません。
unadonn.jpg


輸入の鰻でも国産の鰻でも、美味しいものがあればそんなに美味しいと思えないものもある。それが実態なんです。また、時期によれば、国産より輸入の方が美味しいときもあるのです。それもまた事実なんですよ。
そういうなかで、輸入の鰻(とりわけ中国製品)をバッシングするのはおかしいし、マスコミが早く公正な報道をしてくれることを、切に望みたいと思います。
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