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「2003年の水産界を振り返ってみました。」

2003年12月11日 06:47

12月中旬になるというのに、コートを着て街を歩くという日が、まだ一日もありません。暖かい日が続きます。
これでは鍋物関連商品が売れないですね。
市場でも、仲卸さんのところでのカキやフグなどの鍋物関連商品の品揃えが少ないようです。
市場に来るお客さんも減っており、前売りが期待できないので予約分しか仕入れないという状況が、以前より強くなっているようですね。
こうなると、ますます、市場に買い物に来るサカナ屋さんや料理屋さんなどが減っていくという悪循環になります。
卸売市場は今後どうなっていくのでしょう。なかなか先が見えて来ないのが現状です。
そういうなかで、大卸のリストラだけは、「順調に」進んでいますけど・・・・

さて、今月のテーマは「フグ」なのですが、そんな状態で、フグをがんがん売るというような雰囲気じゃ無いですね。
もちろん、大きな問題になりましたホルマリンの件も、影響していることは当然と思います。
それで、「フグ」の話は後にして、2003年の水産界を振り返っての感想などを書いてみます。
今年、水産界からマスコミに話題を提供したと言えば、「フグのホルマリン問題」「鰻の薬品問題・産地偽装問題」「金目鯛等の水銀問題」「鯉のヘルペス問題」等々、水産物の評判を落とすような話ばっかりで、いい話と言えば「鰻の完全養殖成功」ぐらいでした。
「鰻の完全養殖成功」は画期的な成果だと思うのですが、悪いことが多すぎて、あまり目立たないような気がしています。
「フグのホルマリン問題」は積年の矛盾が露呈したものと言えるでしょう。
業界では、必ずしも「悪いこと」という認識がされておらず、それは行政側の「禁止するも罰則なし」というような指導の反映とも言えます。
そういう点では、なるべくしてなったものと言えなくもないと思います。
私にいわすれば、「養殖業者さんも被害者だ」そんなふうに思っています。
「鰻の薬品問題・産地偽装問題」は、本来、二つの問題として、分けて考える必要があるのですが、消費者サイドから見れば似たようなもんなので、敢えて一つにして考えました。
日本の業者、中国の業者(日本の輸入業者)、いずれもが、「食べる人のことを考えて商品を作っているのか」ということを問われていると思います。
鰻業界は、今のままでは消費者に見放されると思いますし、自らを厳し
く律して、出直して欲しいと思います。
蛇足ですが、中国・台湾からの輸入を止め、国産だけで日本国民の鰻需要をまかなえるのかと言えば、そうはならないだろうと思います。
このへんはシビアに見て頂きたいものです。
「金目鯛等の水銀問題」ですが、魚に水銀が含まれていることは、以前から指摘されていました。
ですから、知っている人からすれば、この事実そのものには驚きはないのですが、マスコミの報道のしかたによって、一般消費者にとってはシ
ョッキングな事実になるということが証明されたと思います。
セレンを含む食品を食べると、水銀、カドミウム中毒を防ぐことができるなどという報道は見なかったですし、不十分さがあったと思っています。
このあたりは、行政側の手落ちとも言えなくはないので、今後は、こういう発表をする場合、行政側のきちんとした対応、情報の提供が求められると思います。
「鯉のヘルペス問題」は現在進行形の問題で、良くわかっていないのですが、一部で指摘されているように、各地で前兆があったらしいので、その時にきちんと対策を取っていれば、このような事態までには至らなかったのではないかと、素人考えで思っております。

さて、最後になりました。今回のフグ料理は、中国産のトラフグ(冷凍身欠)を使ったフグチリです。
とらふぐ身欠

中国で養殖したフグを下関で身欠に加工、真空冷凍にしたものですが、はっきり言って美味しく無かった。
トラフグらしい身のハリが無いし、食べた感触は安物のサバフグと変わりませんでした。
やはり、フグは活ものがいいですね。
それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
 2003年12月11日
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