ホーム

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告

土用の丑まであと僅か。早く梅雨があけ、夏空になって欲しいですね。

2003年07月11日 21:03

この原稿を書いているのは7月10日の夜です。
今朝がたから、テレビやインターネットで、「ウナギの稚魚を育てることに成功。養殖研、完全養殖に道」というニュースが報道されていました。
だいぶ前から試みられていたことですが、やっとここまで来たかという感じですね。
インターネットの掲示板を見て回ると、早くも「鰻相場はどうなる」なんていう書き込みがされていますが、ちょっと早すぎというか焦りすぎだと思いますね。
確かに、画期的な技術だと思いますが、実験室の中での成功であって、ここで育った鰻くんは言ってみれば「純粋培養」「箱入り娘」です。
大量生産、商業ベースにのせるまでは、まだまだ紆余曲折があるような気がしますし、冷静に見ておくことが必要だと思いますね。
報道でも、この実験の責任者の方が「完全養殖の普及には時間はかかる」と言っておられるそうですし、あまり先走って考えたりしないほうがいいと思います。
土用の丑を目前に、このような良い話が出てきたのは嬉しいのですが、これで中国産鰻の抗生剤問題が忘れられるわけではありません。
浮かれているワケにはいかないですよ。

ごく最近、私のすぐ近くであったことをご紹介します。
●お客さん:「あんたとこで売ってる「土用の丑」の鰻は、中国産とちがうやろな?」
●店員:「うちで扱ってる鰻は、どれもみんな国産の鰻が原料ですよ。」
●お客さん:「そうか、ちょっと高いもんな。よそではなーー、中国産の安いうなぎを売ってるでーー。」
●店員:「そんなん、買わはりますか? やっぱり、安いほうがいいですかねーー。」
●お客さん:「あほかいなー、そんな鰻、よう買わんわ。」
●店員「そうですかーー、やっぱりねーーー。」
中国産の鰻蒲焼に対する不信感は、根深い物がありますね。 

私自身で言えば、ここ何年かで、中国産の鰻蒲焼も良くなったと思ってます。
昔あった、地焼きをほとんどせずに、濃いめのタレをつけて見かけだけ良い色づけをし、歩留まりをあげるといったものは、あまり見かけないようになってきましたね。
先日、実験に使った中国鰻も、けっこういい味していましたよ。
10年前に比べると、中国産の鰻蒲焼が良くなったことは、業界の誰もが認めることだと思うのです。
そうであるだけに、連続して日本では認可されていない薬品が検出されるのは残念なことです。
ここ数年、国産の鰻の需要が回復し、30%近くになってきたと言われています。
逆に言えば、日本人の食べる鰻の7割が、中国や台湾からの輸入物なのです。
国産鰻だけで、日本人の鰻需要をまかなうことはできないのです。
ですから、輸入の鰻から問題が出て、万が一供給がストップするようなことになれば、極端な話、鰻価格は高騰し、庶民は鰻を食べられなくなります。
業界規模も、大幅な縮小を余儀なくされるでしょう。
そのような事態を招いてはいけないと思います。
幸いにして、今回発表のあった抗生剤問題については、ほんの一部での問題であったようで、流通に乗っている中国産の鰻蒲焼は、安心して食べて頂けるということで、私としてもちょっと安心しているところです。

食べる側から言えば、中国であっても、台湾であっても、日本であっても、「鰻は鰻」。
どうせなら、安全安心な鰻を美味しく食べたいものです。
ということで、恒例の「新しいメニューへのチャレンジ」ですが、こんなのはどうでしょうか。

和風鰻スパゲティ

★「和風うなぎスパゲティ」
生協の共同購入で買った「櫃まぶし用の刻みウナギ」をそのまま使いました。
要するに「櫃まぶし」のご飯が、スパゲティに代わっただけなんです。
茹でたてアツアツのスパゲティに刻んだ鰻とタレをかけて混ぜ合わせる。
言ってみれば、それだけのことなんですが、ところが、これが美味かったですね。
変に凝った作り方をせんでも、十分おいしく食べられます。
もみのりと粉チーズをトッピングに使っています。
これを食べた後、既製品のソースを使った「スパゲティカルボナーラ」をちょっと食べたのですが、「和風うなぎスパゲティ」のほうが美味しいと思いました。
簡単で美味しい「和風うなぎスパゲティ」。みなさんも、作ってみてください。
 2003年7月11日
スポンサーサイト

記事 コメント: 0 トラックバック: 0

ホーム

プロフィール

瀬田川暇人

  • Author:瀬田川暇人
  • おさかな、たくさん食べて下さいね

月別アーカイブ

訪問履歴

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。