サンライズフーズ、三笠フーズ、相撲協会、オリンピックの男子サッカーと野球、腹が立つことばっかりですよ&スーパーの鰻試食
やっと、サンライズフーズが摘発されましたねえ。ここは私が現役バイヤーの頃から、怪しいというウワサがあったとこですよ。一回、摘発されたのは知っていたんですけど、その後、また出まわってましたし、おかしいなあと思っていたんですよね。
しかし、中央魚類という築地の最大手がこういうことをやるとはねえ。業界から何度も警告を受けていたようですが、儲かるからと警告を無視してやってたんですね。
中央魚類は、自分は被害者のような面をしているみたいですけど、私は「主犯は中央魚類」と言ってもいいのではないかと思います。

事故米の三笠フーズ、あちこちに売って、大儲けしたんでしょうね。サンライズフーズと同じで悪質です。まわりに与える影響という点で言えば、三笠フーズのほうが大きくて、お菓子やさん、焼酎やさんなどはパニック状態になってます。ひどいものです。

相撲協会、二人のロシア人力士の精密検査がクロで、やっと北の湖理事長が辞任しました。
なんか、最後に悪あがきをしたという感じがぬぐえません。スパッとやめていれば、潔い態度という評価もあったのでしょうが、少し引き際を誤まった感じがします。
相撲は日本の国技であるのに、活躍してるのは外国人ばっかりという現状は、なんとも情けないとしか言えません。日本の若者よ、がんばれ。

オリンピックの男子サッカーと野球も、悲惨でしたね。「負けました、ゴメンナサイ」と素直に謝ればいいのに、言い訳したり、居直ったりで、あきれてしまいました。

まあ、グチはこれぐらいにして、鰻の話しを書きます。
お墓参りのために京都へ行ったついでに、スーパー巡りをし、鰻を買ってきました。
買ったうなぎ

まわったスーパーは、マツモト、北野、ライフ、生協の4店です。
規格・価格と試食した感想を書いておきます。

★マツモト 三河産活鰻朝焼き 165g 1尾 1780円・・・これが一番高いのですが、残念ながら、他の製品との差は、あまり感じられませんでした。先月、通販で買った川水の30g真空パックのほうが美味しかったですよ。

★マツモト 台湾産鰻蒲焼 145g 1尾 580円・・・4店まわって、台湾産はこれだけでした。タレが薄くちょっと辛めですが、鰻自体の味は、そこそこでした。価格メリットもあるので、他の店も品揃えすればいいのにと思いました。画像の「うなたま丼」は、この鰻を使っていますが、美味しくて丼2杯も食べました。(^_^;)
うなたま丼

★北野 中国産鰻蒲焼 225g 1尾 680円・・・良い意味でも悪い意味でも中国産で、タレは私には合わないのですが、鰻の味はそんなに悪くなく、コストパフォーマンス的には納得です。パックに「添加物などの決められた表示」が無かったのが残念です。売場の作り方なんかも含めてですが、ローカルスーパーの弱点が出ていました。

★ライフ 鹿児島産鰻蒲焼 245g 2尾パック 1580円・・・鰻楽ブランドで、タレの味が濃いです。小さめの鰻なのに、ちょっと骨っぽかったのは何故ででしょうね?

★生協 愛知県産鰻蒲焼 200g 1尾 990円・・・テナントで入っている西浅の売場にあったもので、生協本体の取り扱い品とは違うかもしれません。この商品は、鰻の味もタレの味ももひとつで、美味しくありませんでした。生協では、これ1アイテムしか品揃えをしていなかったので、ちょっと残念に思いました。台湾産・中国産、サイズ違い品なども品揃えして、消費者に選べる機会を作って頂きたいと思います。

試食比較

いろいろ書きましたけれど、価格は別として、「美味しい鰻蒲焼」としてはドングリの背比べで、残念ながらおすすめ品がありません。
なお、コストパフォーマンスから言えば、マツモトの台湾産が良かったです。

ほんとに、鰻は高くなりました。このままの値段で推移するならば、スーパーの鰻蒲焼売場は、ますます狭まっていくでしょうね。なんとかしたいものですよ。 
【2008/09/13 23:54】 | 瀬田川暇人 | トラックバック(1) | コメント(0)
土用の丑、売れたからと言って油断してはダメですよ & ネット販売の鰻の件
昨日、近くの平和堂系食品スーパーに行ったら、4Pぐらいの「国産表示」の蒲焼きが、1尾1580円で売っていました。この大きさなら、鰻丼2人前しか取れません。この品揃えは、いったいどういう階層を狙ったものなんでしょうか。私にはわかりませんでした。

今年の「土用の丑」ですが、知り合いのバイヤーさんは「よー売れましたよ。偽装のこと心配してたんですけどね。パック単価も高かったです。」なんてことを言ってました。「売れずにロスの山」なんてことにならなくて良かったなあと思います。
値段が高かったけど売れたというのは、「土用の丑」という「鰻にとっての旗日」だったからでしょうね。このへんの分析を誤ると危険だと思いますよ。
土用の丑が売れたから、ふだんも売れるだろうなんて甘く考えたらダメですよ。

ガソリン代をはじめとして諸物価の値上がりは、庶民の生活を強く圧迫してきています。大企業は儲けているけど、その儲けを働く者に分配する(給料が上がる)というような見通しも、いまのところありません。
庶民のところでは、「旗日にはちょっとぐらい贅沢してもいいけど、そのぶん、ふだんは今まで以上に質素な生活をしよう」というのが大きな流れになっていきますから、そういう点を考慮した売価帯の設定、量目の見直し、新しい商品作りが求められると思いますね。
いまはまだ「国産品礼賛」という人が多いようですが、ちゃんと現実を見て考える人がこれからは増えていくと思います。特に、鰻にとっては、中国産・台湾産ぬきに語るわけにはいかないのですから、ちゃんとした商品をちゃんとした表示で売っていくことが、これからますます大事になっていくのではないでしょうか。業界も、そのあたりを冷静に見て、対応して頂きたいと思います。

今年の「土用の丑」の鰻ウオッチングですが、例年の「コンビニ弁当」をやめて、ネットの際物鰻チェックを行いました。この間、サンシロフーズの偽装もあり、ネットの鰻販売は見逃せないと思っているからです。今回は、下記の3点を購入・試食しました。


kawaguti
(1)川口水産 「訳あり!規格外の小さめの国産うなぎ蒲焼き 30g×10枚」税込価格 2200円(送料700円) この商品は10枚のうち7枚が尾の部分で「オイオイ」と思ったのですが、食べてみるとちゃんと鰻の味がして、香ばしくて美味しかった。「尾の部分が多い」事はWeb上に説明が書いてありますが、なかなかそこまで読まないですね。私も見落としていて、「味はいいのに説明不足やなあ」と思ってしまいました。できれば、Web上の「品名」か「規格」のところに「尾部が最低*枚入ります」とか書いてくれれば、誤解はしないですね。


sankin
(2)食品のネットスーパー・さんきん 「ウルトラうなぎ 3尾」送料込み 2709円 
2pぐらいの中国鰻で、ボリュウムあります。うまくカットすれば4人前の鰻丼が作れるでしょう。でも、いわゆる「鰻のうまさ」は感じません。タレで食べているという感じです。まあ、中国鰻はどれでもこんな感じですから、こういうのしか食べてない人は、「美味しいです。食べ応えありますねえ。」と言うでしょうね。コストパフォーマンス重視の方にはおすすめですが、包装形態に問題アリでした。


nakamuramaguro
(3)中村水産(株)「まぐろステーション」 「訳があっても国内産!訳ありウナギ 約1kg」送料込み 5355円 この商品は加工工程で傷が付いたり、サイズが小さかったりした「規格外」の鰻を集めたものです。たぶん、「国産表示」は正しいと思います。投げ込みで冷凍保存していたようで、届いたものを見たときは、とても「美味しく食べられる鰻」という感じではありませんでした。傷もの鰻の販売そのものはいいと思うのですけど、もう少し、「食べ物」として気をつかった保存や包装が必要だと思いました。冷凍保存法に問題があるのかと思いますが、大きい鰻も小さい鰻もぼけたような味で、ぜんぜん美味しくない。もったいないなあと思いました。

ネット販売では、もっと「消費者が商品を受けとったときにどう感じるか」ということを重視して、商品作りやWeb上での説明、包装などを考えるべきだと思いました。まだまだ「消費者の立場」に立ち切れていないところが、大きな問題点でしょうね。



【2008/08/11 20:25】 | 瀬田川暇人 | トラックバック(0) | コメント(0)
「このひと月、いろんな事がありました。はっきり言って、国民は呆れてますよ。」
京都の町は、もうすぐ祇園祭。今朝(11日)あたりから、鉾立てが始まっています
四条通りを車で走りながら、鉾立風景を見るのもいいものですよ。

さて、鰻流通業界はというと、このひと月のところで、なんとも情けない、嘆かわしいことが表面化してしまいました。
まずは一色漁協の里帰り鰻問題です。私自身、一色漁協にはちょっと縁があるだけに、今回の事態はホントに残念で、ショックを受けました。
「里帰り鰻」については「輸入鰻」と位置づけるという明確な結論が出ましたので、今後はそのとおりにやって頂きたいと思います。これからの一色漁協のがんばりに期待したいと思います。

続いて出てきたのが、神港魚類と魚秀による中国鰻の国産偽装。
これはかってない無い物量と規模の偽装で、国民はビックリ仰天の上、「もうなにも信じられない」という状況になってしまいました。一連の報道から見ると、この偽装はあきらかに計画的な詐欺事件で、裏社会の姿もかいま見えるという情けない状況です。

日本を代表する水産会社のひとつ「マルハニチロ」の有力子会社が、この鰻偽装詐欺事件に関わっていたことで、水産関係全体のイメージが下落してしまいました。これはたいへんな事なんですけど、関わった人達はそんな深刻な認識を持っているのでしょうか。そこらが心配になるところです。

今回の中国鰻の偽装問題について、養殖を業としている友人は、「神港魚類が主導したんではないか」と言っています。もちろん、確証を握って言っているわけでは無いでしょうが、そういう捉え方が出てくること自体が、水産業界にとって大問題なんですよね。

偽装鰻から微量のマラカイトグリーンが検出されたということで、全量処分などというウワサもされていますが、私に言わせればとんでもないことです。日本人は「もったいない」という心を持っていたはずです。この鰻は、食べても死ぬわけではないのですから、食糧難に苦しんでいる国に送るべきですね。もちろん、輸送費などは、神港魚類が負担するんですよ。

なお、この問題におけるマスコミ報道に言いたい事があります。
偽装の作業を具体的に行った工場や、その段取りなどをした人物は、いまだに仮名報道で、実名は出されていません。これはおかしいですよ。ここまでくれば実名報道をするのが当然だと思います。早く実名を報道して下さい。

神港魚類と魚秀による中国鰻の国産偽装問題が決着していないのに、また別のが出てきました。
サンシロフーズによるインターネット販売での鰻の偽装です。それも、中国産の鰻を「四万十産」として売るというふざけたことをしてくれました。
そして、なんとこの商品が、楽天の「グルメ大賞」を取っているんです。「グルメ大賞」がどれほどの権威があるのか知りませんけど(私自身は、こういう権威は認めない、馬鹿らしいです)、これに騙されるというか、誤魔化されてここの商品を買う人がけっこういるようです。この商品を騙されて買った人は、家族みんなで「やっぱり国産うなぎは美味しいね」と言って食べていたんでしょうね。シャレにもならない話しで、言葉が出ません。

まあ、買わせるために、楽天がこういう制度を作ってるわけです。こんなインチキ商品にお墨付きを与えたのは楽天なんですよね。そういう意味では、楽天には販売責任の一端があると思うし、騙されて「偽四万十鰻」を買った方は、楽天に返金請求や損害賠償請求をしてもいいと思いますね。

実は、私もこのインチキ鰻を買ってます。
私の場合、最初から「怪しい鰻」という認識で買っていますから、騙されたわけではありません。送られてきた実物を見て、「あー、やっぱり」と思っただけです。

残念ながら、現在のインターネット販売は闇の世界です。インターネットのオークションも同じ、偽物がそこら中にころがっています。今後、なんらかの形で規制をする必要があると思いますが、消費者のほうも商品知識を豊富にして、騙されないようにすることが必要だと思います。

鰻業界も、ネット販売の動きを注意しておかないと、足を掬われることがあるかもしれませんと警告しておきます。
【2008/07/15 07:14】 | 瀬田川暇人 | トラックバック(0) | コメント(0)
去年と今年でどう違う?ネットでの値上がりの状況とその他いろいろ
鰻の値上がりがすごいと大騒ぎしていたら、なんのことはない鰻だけでなく、ガソリンをはじめとする燃料関係の大幅値上げ。そうした事の影響で、食料品類やトイレットペーパーなどの日常生活に必要なものも続々と値上がりし、庶民の生活はたいへんな状況になりつつあります。鰻の養殖場も、燃料代や餌代の値上がりが、経営に深刻な影響を与えつつあるのではないかと心配しています。
水産業界や鰻の業界が、こうした重要な問題を抱えていることを認識しつつ、今回はテーマ違いなので敢えてスルーし、テーマに沿って文章を書いていきます。

今回は、インターネット通販のところで、この一年間で鰻の販売価格はどれだけ変わったのかを調べようと思いました。それで、以前に買ったところを調べて、できるだけ同じ規格の商品を買うことにしました。しかしながら、インターネットでも「盛衰」というものがあり、なくなっている会社もあって、同じ物ばかりは買えませんでした。
一社だけ、昨年と全く同じ規格のがありましたので、これを比較してみます。
これは、Hという産地のウナギで、表示は国産です。昨年と同じように、冷蔵の真空パックで送られてきました。1尾重量は、頭取りの真空パックしたままで昨年は120g、今年は115g。5gの差ですが、これは誤差の範囲でしょう。価格は3尾分送料込みで、昨年3990円、今年は4658円。17%程度の値上がりですから、まあ納得できるものでしょう。
昨年、この鰻を見て感じた事を自分のブログに「実物を見て、食べて、はっきり言って「高い」と思いました。小さいのですよ。」と書いていますが、今年もやっぱりそう思ってしまいました。タレもちょっと辛くて、「あんまり美味しくないなあ」という印象も、昨年と全く同じでした。私には合わないけど、同じ味を通しているのは評価できます。

hikaaku

今回、価格差という点で興味深いことがありました。
有頭250gの中国鰻が1尾1027円(送料込み)でした。これと、上述の120gの国産鰻を並べると大きさも厚みもぜんぜん違うのです。(写真参照)120gの鰻は丼に使うと、ぎりぎり2人前でしょう。有頭250gの鰻は3人前は楽に取れます。1人前の価格は780円弱と350円弱となり、2倍以上の差がつきます。うーーん、こうなるとあなたはどちらを選びますか。私は、味の差が大きければ高い国産を選ぶかもしれないけど、あまり差がないなら安い中国産を選びますよ。「安くでたっぷり食べられた」という満足感は大事にしなければいけません。このへんは、微妙なところですね。
hyouji


もうひとつ面白かったことがありました。名古屋の寿商店から送られてきた鰻蒲焼、なんかふにゃふにゃという感じで、解凍してから冷蔵で送ったのかなと思いました。あまり期待せずにこの鰻を鰻丼にして食べました。なんのなんの、今回ためした4品の中で、これがいちばん鰻らしい美味しさの鰻でした。これは「見かけに騙されてはダメですよ」という証明でした。
umai.jpg

ちょっとぐらいブサイクでも、優しくて思いやりがあって、情の深い女の人がいいですよ。(って、ぜんぜん別の話やんね。笑)

最後に、ネット通販での疑問を書いておきます。
普通、スーパーとかで買い物すれば、レシート(領収書)をくれますよね。買い物してお金を払えば、領収書を渡すのは当たり前なんです。ところが、どうもネット通販は、領収書を渡すというのは例外らしい。だまっていれば、領収書をくれないのですよ。Web上に領収書が必要かどうかと言うチェックがあるんですが、デフォルトが「不要」になっています。これって、おかしいと思いませんか。お客さんの立場を考えるなら、「領収書を渡す」ことがデフォルトで、渡さないことが例外であるべきでしょう。私のこの考え、間違ってますか。
養殖新聞の読者の方にもネット通販のオーナーさんがおられると思いますが、領収書の件、考慮して頂ければ有り難いと思います。
【2008/06/15 19:19】 | 瀬田川暇人 | トラックバック(0) | コメント(0)
ねじれる日本、早くこの状態から脱却しないと、世界から置き去りにされてしまいますよ
日本養殖新聞の発行が、5月連休との関係で変則になり、いつもより早く原稿を提出しなくてはいけないので、ここ数日、テーマが決まらず苦悩しておりました。
まあ、締め切りが早くなるのは毎年のことなんですけど、その準備ができていないというのは、私自身の能力のなさをあらわしているもので、半ば諦めの境地にあります。
こじつけるわけではないですが、「テーマが決まらず苦悩している」というのは、いまの日本と同じ状態ではないかと思いますね。また、鰻業界も同様ではないかと思ったりします。
直近のことですから、皆さんも鮮明に記憶されていると思いますが、ガソリンの暫定税率問題での末端価格の極端な上下は、日本の混迷を内外に明確に示したと思います。これはもとはと言えば、2回の選挙での国民の意思が、政治的に逆転してしまったことからきた現象で、それを法の既定が補完してしまって起こったものです。いまの日本では、こうした混乱、「ねじれ」はいろんなところで見かけられます。
たとえば、自衛隊のイラク派兵問題ですが、4月17日名古屋高等裁判所の青山邦夫裁判長は、自衛隊のイラク派兵は憲法9条にもイラク特措法にも違反するとの的判決を下しました!!これは高裁判決ですが確定しています。つまり、判例上、イラク派遣は憲法違反となったわけですが、それでも、自衛隊はイラクに行っているんですよね。これって、最大の「ねじれ」だと思うのですが、どうでしょうかねえ。
なんか話が遠いところにいってしまいましたが、これも、私の頭の中の「苦悩」をあらわしていると考えて頂いて、許容して頂ければ嬉しいです。
食べ物の話に戻しますが、食べ物でもやっぱり似たような状況があるように思います。
この間に起こった中国餃子の問題は、国民の関心が高いので詳細は書きません。私としては、この問題ではいっぱい気になることがあるのですけど、そのうちの一つだけを書いてみます。あの工場の様子をテレビで見た人は多いと思いますが、非常にレベルの高い工場で、日本に持ってきても安全性の高い工場だと評価されると思います。あの工場では、通常の作業の中で、高い濃度の農薬が混入されるわけがないのです。なんらかの悪意をもとにした行動が行われない限り、あんなことは起こるはずが無いのですよ。
日本では、「手作り」というコンセプトが、たいへん消費者に受けるのです。しかしながら、人間の手が触れる工程が多いほど、異物の侵入の可能性も増えるはずで、実際にテレビなどで報道されている「手作りの現場」は、私から言えば「衛生管理はどうなってんの?」と思えるところが多いのですよ。
つらつらとそんなことを考えると、、、、、オイオイ、日本人て、いったい何を求めてるんや?と思わざるを得ないのですよね。これも、やっぱり「ねじれ」だと思います。

滅菌室で、機械で形を作って、定められた温度で揚げられた「ごぼう天」か、それとも、一般家庭とあまり変わらない調理室で、人間の手で形を作って、人間が適当に温度管理している油で揚げられた「ごぼう天」か、あなたはどちらに魅力を感じ、どちらが安全な食品だと思われますか。これは、あくまで「たとえばの話」ですけど、このあたりで、日本人の混迷、「ねじれ」があるように思えてならないのですよ。
あえて、ここでは鰻のことは書いていませんが、私が昔やっていた「店頭での炭焼き鰻の実演販売」(ハエなどの虫も飛んできていましたけど)が、すごく鰻が美味しくて、地域で評判になってよく売れたのです。そのことでの食中毒騒ぎなどは、一つも無かったことは確かです。いまでは、そのような販売方法が、「衛生管理」という点から、やりにくくなっているのは事実ですね。
【2008/05/17 12:29】 | 瀬田川暇人 | トラックバック(0) | コメント(0)
next→
魚と水産業についてのエッセイ集


日本の水産業の発展を願って書いた文章ばかりです。 過去のものと、現在進行形(月一回の更新)のものとがあります。

プロフィール

瀬田川暇人

  • Author:瀬田川暇人
  • おさかな、たくさん食べて下さいね

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

訪問履歴

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ